【読書】護られなかった者たちへ を読んで考えたことです。
こんにちは。ランニングおじさんです。
今日は2021年7月20日 暑かったですね〜。
そんな夏ですが、最近読んだ本を紹介します!
「護られなかった者たちへ」です。
この本なんで読もうと思ったかというと妻がおすすめしてきたからですね。
普段あまり本を読まない人なんですが今回良かった〜といって勧めてきました。
勧められたものはなるべくトライする それがランおじのポリシーであります。
図書館で本を借りて読んでみました。。
簡単に内容を説明すると、ある社会保険事務所の中年男性が死体として見つかってその犯人を探していくんですが、連続殺人事件になるんですね。
いわゆる生活保護の受給成否を判断する人が標的にされて、体を縛られて餓死死体になっていくというものなんです。
ネタバレになるかもしれませんが、逆恨みなんですね、どうやって必要な人を救済するか、と必要ない不正受給者をふるい分けるか、すごく難しい仕事なので心を無にして仕事してしまう人になってしまうものでしょうね。
財源は無限にないですから。ある意味で殺害されてしまった事務所の人達も完全に被害者です。
この問題を解決するにはどうしたらいいのか考えました。
お金で支給するから 不正受給があとをたたないのではないか、それなら食料を現物支給してはどうか、さらに老人は食料を取りに行くのも一苦労だから配達性にしたらどうか。
今流行のウーバーイーツを自治体が利用して余った食材などを回収して必要な人へデリバリーする。こうした活動が護られなかった者たちを救うことになるのではないでしょうか。
また考えたのは世の中ベーシックインカムになるなら気兼ねせずに支給を受けられるのになということです。ある人は本当に受給しないと生活できないのに人様のお金をもらうなんて、ということから気兼ねしてしまいます。みんなが受給しているものであれば気兼ねすることもなくなるので少ない額でも広まればいいなと思います。
もし読みたくなったという人はぜひトライしてみてください。生活保護や犯罪者の再犯について、貧困の再生産について考えさせられます。
以上 読んでいただきありがとうございました。