【読書】竜馬がゆく 読みました
こんにちは ランニングおじさんです。
最近暑い日が続きますがついに長編小説 司馬遼太郎の竜馬がゆく 読破しましたのでその紹介をしたいと思います。
まずなぜこの本を読むことに決めたかなのですが、ビジネスパーソンの間で良くおすすめされている本だな、ということは知っていて、中でも孫正義さんが大の坂本龍馬ファン、ということで得るものが大きいだろうなあということで読み始めました。
結論、かなり骨太です。
司馬遼太郎の竜馬愛がすごいです。
また江戸時代、幕末ってこういう空気感なんだなというのがよくわかる3,000ページでした。
命をかけて日本を変えてやる、という心意気、命をかけてもことを成す ということを学べるんです。
私利私欲にまみれて保身のことばかり考える土佐藩のお偉方や幕府となれ合いで既得権益を守ろうとするんですね。
そこに立ち上がるのが260年前に煮え湯をのまされたさつま、長州などの外様大名 それに対して佐幕派の会津、桑名藩です。
もともと対立していた薩長をまとめて、土佐の上の人たちも動かし、さらには勝海舟など幕府の人たちに船の練習をさせてもらったりしながら人を動かしながら世の中を動かしていくんですね。
おもしろいのは彼がADHDぽさがあるところでひもをなめながらそれを振り回してあたりにつばを飛ばすところとか、あまりに頓着しないところが描かれているんです。
そうとにかく8冊もあって非常に長いんですよね、かなり挫折しそうになりながらなんとか最後まで読んでやるぞ〜と気合を入れながら読んでました。
まず竜馬が子供のころ高知、土佐ですごすところからはじまって剣術で頭角をあらわすんですよね。
武士のなかでも身分の高くない郷士という身分なのですが剣術がすごい、ということと家がまあまあ金持ちということもあって江戸に修行にいきます。
そこで名前を上げていきます。そんな折に黒船がくるんですよね、そして幕府があわてふためいているところ竜馬はあの船に乗りたいという憧れを持ちます。
一点気になったのは比較的現代に近い話なので、登場人物の祖先たちも生存しているとおもうのですが、この人は能力がないとか嫌な女だとか、辛辣なコメントもあるんですよね、悪く思われないのかなというのが気になるところですが読者にとってはストレートでおもしろいとことです。
全体をまとめていうと、命をかけて一つのことをきめて事をなす、手段を講じてそれに情熱を燃やす、さり際が非常にかっこいいと思いました、尾崎豊的なというか、絶頂の時代にアイドルやめました のような感じで人気があるのかと思いました。
以上です。
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